前までの記事ではMySQL Fabricの検証をしていたけど、
今度はMySQLを使ったことがない人を想定して、
MySQLがどんなものなのか、紹介してみたいと思う。
MySQLはオープンソースのRelational DataBase Management System(RDBMS)です。
RDBMSってなに?って方はとりあえずデータベースなんだな、と思ってくれればいいです。
ちなみに、世界で最も普及しているオープンソースのデータベースだそうです。
MySQLはOracle社の製品だけど、Community Edition(無償版)が公開されているので、
Enterprise Edition限定の機能が使いたいとか、技術サポートを受けたいとか、
そういうことを言わなければライセンス料はかかりません。
※ただしGPLなので改変等する際は注意。
Community Editionでも大方の機能は使えるので、
MySQLってなんじゃらほいって方は、まずCommunity Editionを入れてみるのはいかがでしょうか。
ダウンロードは公式サイト(こちら)から。
RDBMSのデファクトスタンダードと言えばOracle Databaseですが、
MySQLはOracle DBと比べると色々違います(笑)。
そもそも、Oracleはオープンソースではないです。
かのOracle社の社名を戴いているだけあり、
ものすごく作りこまれたRDBMSで、
MySQLを使っている人間からすると、「すげー」の一言です。
一方MySQLはというと、
手軽に使えるところがウリ、と言えると思います。
あらゆるシステムでDBは必要ですが、
Oracle DBの高額なライセンス料を負担することはできない場合など、
小規模~中規模のシステムに向いていると思われます。
インストールは極めて簡単で、
RPMパッケージをダウンロードして、rpmコマンドでインストールするだけ。
コマンドはたった3つです。
Oracleと所要時間を比べたら、間違いなく1/10以下の時間でインストール可能です。
(チューニングを放棄したらの話ですが)
要するに、Oracle DBと比べると小規模で、作りこまれているわけではないけど、
代わりに小回りが利く手軽なDBってことです。
手軽といってもACID特性は担保してますし、
余程大規模な商用システムでない限り、MySQLで十分事は足ります。
このブログだってMySQL使ってますし。
このブログのサーバーはメモリたったの1GBなので、
Oracleのような巨大なDBMSにとっては小さすぎるのです。
(もちろん、Oracleのライセンスを個人で購入する経済力が管理人にはない、
という問題の方がはるかに大きなファクターですが笑)
・・・なんにも実用的なこと書いてないですね、、、。
独断と偏見が入り混じった、自己満足の記事になってしまってますね。
反省。
ま、MySQLについて知りたい人がこんな場末の小さなブログ記事を読んでいるとも思えないので、
次以降はもう少し実践的なことを書いていきますね。
おしまい。