一部の方にはお伝えしていましたが、諸般の事情で3月からしばらくNY勤務になりました。これからもTech系の投稿は少しずつ(最近さぼってるけど)進めようと思いますが、NY生活周りで何か面白いことがあったら書いていこうと思います。
さて、3月頭に赴任してまだ1週間しか経っていないので、赴任当初にやらなきゃいけなかったこととか困ったこととかやっといてよかったこととか、そういうことを書きます。先に断っておくと、思いついたことをダラダラ書いているだけなので、まるでまとまりはないです。
USAは手続き周りが面倒です。私はJ-1という研修生用ビザでの赴任だったのですが、ビザの申請が面倒&時間かかり(1か月超くらい)、DS-2019フォームという紙っぺらを入国・出国時に常に持ち歩かなければなりません(でないと再入国できないらしいです)。しかも、出国数週間前に、米国のVISAスポンサー企業に送ってサインをもらわないといけません。一度サインもらえば1年は有効らしいですが。
さらに、Social Security Number(SSN)を取得する必要があります。アメリカは戸籍制度がないそうで、SSNが戸籍の代わりになるらしいです。これは、VISAスポンサー企業が私の入国をシステム登録してからにしないといけないので、SSN申請できるのは入国から少ししてからなのですが(私もまだ申請していません)、これがないと色々不便です。どんな時に不便かというと
・銀行口座の開設
・社内(@米国)手続き
・家の申し込み
などです。どれも米国到着直後からやりたいと思うことなので、毎回毎回、「SSNは?」と聞かれるのはうざったいです。ただし、どれもSSNはなくても話は先に進むので、まあ何とかなるといえば何とかなります。
また、医療について、アメリカでは日本と違って国民皆保険ではありません。個人でちゃんと保険に入らないと、万一の時には無保険で治療を受けることになります(信じられないほど高いです!)。個人で、といっても、J-1ビザでは最低限必要とされる保険が規定されているため、私の場合はVISAスポンサー企業が提供している保険に加入しました。
ちなみにですが、今、私は入国直後から歯が痛くなっているんですが、歯医者に行くかどうか考え中です。渡米前に歯医者の治療は済ませたのですが、治療が終わった歯が、飛行機が着陸態勢に入った辺りでピキピキ痛み、入国後からじわじわずっと痛む感じです。気圧の変化で治療した箇所でも痛くなることがあるらしいので、しばらく様子見してますが、日本だったら絶対歯医者飛び込んでます。なんでやせ我慢してるかというと、単純に歯医者の治療費が高いからです。どのくらい高いかというと、歯の根っこの治療とかになると、日本だと1万円もいかないですが、アメリカだと$1,000を超えるらしいです。保険の額はもちろん加入する保険によって違うのですが、歯科治療の保険はそんなに高く保障してくれないので、このくらいの医療費になってくるとあっという間に食いつぶして無保険枠突入です。さて、どうなることか・・・。
家探しについて少しお話すると、おそらく多くの方は、短期用のアパートかホテルに滞在している間に長期滞在用の家を探すことになると思います。長期滞在用の家については、私が見たのはマンハッタンで数件とルーズベルトアイランドで1件、ロングアイランドシティーで数件です。(私はロングアイランドシティーにしました)。このくらいなら2日もあれば回れますので、案外サクッと決まるものだな、という印象でした。ところで、日本人特有で意識しておくべきことがあります。大きく2点で、1点目は洗濯機と乾燥機は部屋に据え付けではない(ことが多い)こと、2点目はリース期間が1年単位ではないのはUSでは珍しく、Early Termination(1Monthペナルティ)条件を付帯するのが一般的になる、ということです。
1点目は読んで字のごとくです。USではビルの地下などの共有部分に洗濯機と乾燥機が置かれていることが多く、部屋に据え置きというのは珍しいです。私の家は少し条件がよく、同じフロアに据え付けられていますが、部屋にあるわけではないので、日本人的には違和感があります。
2点目は会社の事情も関係あるかもしれませんが、J-1ビザは1年半まで滞在可能なので、MAX滞在しようとするとこの問題に直面します。結果的には私は18か月契約(Early Terminationオプションなし)という形に落ち着きましたが、中途半端な期間の滞在をする場合は1Monthペナルティがかかる、というのは織り込んでおいた方が良いと思います(うちの会社もそうなって欲しいです・・・)
そろそろ疲れたので終わります。項目立てくらいはすればよかったですね・・・。
何か思いついたらまた書きます。
UCO